『 猫アレルギーの怪・最終回 』
唄と踊りと電子ギター、のなかひろしの【 動物 】ブログスタート。。。
余裕のある時にコーヒーでも飲みながらどうぞ。。。
PM5:00ちょい前
僕は開店準備で店の前の通り掃いていた。
すると店の脇の小道に小さなおばさん(オバアチャン!?)が
店の壁に寄り添うように立っていて、
僕に気が付くとクルッと背中を向けて下を向いた。
気まずく思いながらも目を凝らすと、
足元にあのネコちゃんがいて
しかも猫にはちょっと贅沢な食事が
冷たいアスファルトの上に湯気を立たせていた。
「 このお店の方ですね、
ごめんなさい見逃してくださいませんか、
このコが全部食べ終わりましたら、
ここをキレイにかたして帰りますので・・・どうか… 」
おばさんの凄まじい程のビビリ様に引きながらも僕は
何とか安心させ落ち着いてもらえる様に努め、
分かってはいるが、事情を尋ねた。
「 私は猫を飼った事は無いのですが、
昨年の夏頃この道を通りがかった時に、
このコがあんまり泣いて寄り添ってくるものだから
少しの食べ物を与えたんです、
すると余りにも可愛くて・・・
それから毎日あげてるんですが・・・
あの貼り紙を書いた女の方に怒られまして・・・
それからと言うもの、
こうして身を隠してあげるようになり…etc 」
僕は凄く嬉しかったと同時にとてもゾっとした。
去年の10/10のブログ、『 猫アレルギーの怪・⑤ 』の時点では
「 ・・・だってニート風独身猫おやじは、いつもエサをやってる。
だがそのエサやりも相当気まぐれっぽく、
この猫ちゃんはいつもお腹を空かせてる・・・。 」
という風に決め付けていたがまさか、
あのおやじが何も与えていなかったなんて!
元はというとアイツのネコちゃんなのに・・・しどいよ!
しかし僕は生き物に対する考え方は
常にクールでいたいと思っているのである。
生き物動物全て、弱肉強食。
結局、あのネコちゃんは捨てられて野良となった。
野良は野良としての生き方があり、
野良としての誇りや高みもある。
そこで死ぬも生きるもそいつ次第。
強く、賢く、優秀なDNAだけが未来へと生き永らえる。
その視点からあのネコちゃんをみると
何ともたくましい野良になっていると感じる。
だって自分の力で結局食料を獲得している訳だから。
それに今回の事があって僕もこれからは
エサをあげたくなったのも事実。
これはアイツが野良としての高みに一つ触れた
という証拠になるのではないだろうか。
そう考えると、
あの貼り紙を書いた女やあのニート風独身猫おやじ、
はたまた、あのネコちゃんを虐める子供達や
日々ネコちゃんを監視しているカラス達・・・
などのネコちゃんの外敵も決して憎むべきではないのである。
何故なら彼らも自分が生きて行く為に毎日必死なのだという。
かなり深~く潜ってみたけど、この調子で最後に一言。
僕が今こうしてパソコンに向かっているのも
強く、賢く、優秀なDNAを
未来へと繋げる為にしている事の一つなのだ と。。。
そして・・・
弱肉強食の世界において、
野良ネコちゃんは、
猫アレルギーの人間よりも、
上位なのだ!
(ムチャクチャナ…)
- 完 -
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